気づきが遅れると時間とお金がかかりますよ
ジワジワと来ますよ『地球』に『体』に
『身近な変化』に目を向けよう
皆さん、地球の変化にお気づきですか?
私たちが暮す三重県には伊勢志摩国立公園、鈴鹿国定公園等の素晴らしい環境があります。しかし、河川の天然魚や真珠の生産高が激減しています。中でも真珠の減産は「環境ホルモン(内分泌かく乱物質)」によるアコヤ貝の死滅が原因と言われています。
川にはメダカやフナが泳ぎ、水田にはカエルやタニシがいました。しかし、今の子どもたちは図鑑でしか見たことがないという状況になっています。海ではイボニシという巻貝が雌雄両性を持っていることが報告されています。青少年の体格にも変化が起きています。「人の体格、体質も両性化しているのでは」という声も聞かれます。
自然から在来種の生物が姿を消している半面、海外から繁殖力の強い動植物が入り、生態系の破壊が進み、温暖化による生息範囲に変化が起っています。安価で飼い易いCMなどで人気のあるペットは、ペストの媒介動物として報告されています。日本はその最大マーケットなのです。この現状をどのようにお考えでしょうか?
かつて日本にあった「田舎」のような、自然環境と家族環境が最適ではないかと警鐘を鳴らす脳科学者がいます。
環境汚染物質排出量が激減?
環境省は14年12月に「大気・水質・土壌のダイオキシン総排出量が対策開始の平成9年から77%激減した」と発表しましたが、「定点観測であるために改善に重点を置けば可能な数値」との意見もあります。一方で一般廃棄物、産業廃棄物の焼却施設が目標値の2.6倍とのことですから、まだまだ目標到達には時間がかかります。
また、先進国の電子廃棄物(パソコン等)が激増しているために中国、インドネシアと共同で「廃棄物不法輸出入防止国際ネットワーク」を立ち上げました。電子廃棄物を最も多く排出しているのは米国、韓国、日本等で、便利な生活の裏側に、将来計り知れない危険をはらんでいることを考えなければなりません。
環境汚染物質は本当に激減したしたのでしょうか? 毎日のように新聞、テレビ等に環境問題の記事が出ていますが「おやっ?」と思われる人は多いはずです。
遅れる環境対策と『健康被害』
ヨーロッパの諸外国を始め、多くの国が発ガン性物質「アスベスト」の使用を全面禁止しています。しかし日本ではアスベストがまだ使われており、ようやく14年に厚生労働省が重い腰を上げ「原則禁止」の方向で検討に入りました。ビルや大きな駅に隣接した立体駐車場などの建築物に多く使われているとのことですが、「ああこれか」と、天井などを見て気づかれる人もあるはずです。
又、騒音によるストレスから健康に被害をもたらす場合もあります。新幹線は全国に拡大し、運輸の大動脈でありますが、沿線の騒音公害の基準は28年前のままです。環境省は15年度から基準の見直しにかかるようですが、新基準施行は5年後の20年度からとのことです。
環境は悪化の一途をたどっていますが、いつも問題が起ってから慌てるのは環境問題だけでしょうか。もっと先を読む目と判断力があればと思いますが、環境悪化も健康悪化も事が起ってから慌てるのです。
ジワジワと進行する動きには連動して対策が遅れがちになるもので、十分注意が必要です。
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