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私たちの周囲は汚染だらけ! このまま見放すの?

自然環境まで『生活習慣病』を患っている

『ヒト』がばらまく汚染物質
皆さん、地球の苦しみが解りますか?
先進国といわれる国に暮す私たちは、たいへん便利な環境に置かれています。しかし、その便利な環境の中で人間のマナーの悪さは目に余ります。人目を気にせず交差点で灰皿を棄ててゴミ箱がわりにし、景観美化と緑化環境改善を兼ねたグリーンベルトに「空き缶」を棄て、アイドリングで出す排気ガスを何とも思わず、思いのまま自在に乗れる車を、我が物顔で操るなど「ウツケ者」が後を絶ちません。
ご存じのとおり、近年はタバコのCMにも変化が起きて様変わりし、社会情勢から喫煙者が隅っこに追いやられています。喫煙者からの反発もありますが、健康に悪いのは事実であり、伏流煙による健康被害は時が経たないと判らないという厄介なものです。タバコ輸入量が世界一の日本では、なかなか進まないかも知れませんが、しかし、ゴミ、車、タバコの問題だけでなく「マナー」を守ことは常識です。

考えよう『次世代の環境』
便利な近代生活が生み出す弊害は今や全世界に広がっています。人間は天候の不順を異常気象と言いながら自然界に怒りをぶつけていますが、「これは人災である」と警鐘を鳴らす方もあります。これは表面だけしか見れない人と、物事を多面的に見ることの出来る人の次元差でしょう。
日本は自動販売機普及率が世界一の国ですが、冷蔵装置付自販機はフロンガスの問題があり、これは素直に喜べません。各家庭でも15年に一度くらいは冷蔵庫を買い換え、また、車も数年に一度は買い換えるでしょう。しかし、冷蔵庫の場合にフロン回収を行う電気店を選ぶ消費者がどれだけいるでしょうか。車の買い替え時にカーエアコンのフロン回収を業者に問い合わせる消費者がどれだけいるでしょうか。
あまりにも便利なフロンガスがオゾン層を破壊していることは皆さんもご存じでしょうが、その代償として皮膚癌の急増が報告されています。紫外線対策が進む欧州の国では、「太陽光に当るのは一日何分以内」という紫外線情報を出している国もあり、夏に子ども達が使うプールは屋根付きプールが普及してきています。 また、紫外線の強い時間帯は帽子をかぶることは常識とされ、子どもたちはサングラスをかけることも普通のようです。
「皆といっしょなら行動できる」ではなく、気づいた人が少しずつ始めないと病んだ環境のまま次世代に繋がり、無防備な子どもたちが益々病気と背中合わせで暮らすことになるのです。

自然は観ている『人のマナー』
今やゴミ問題は世界中の環境悪化の第一原因と言われています。ゴミ処理に関するモラルの低さは日本人の最も悪い癖とまで酷評され、指摘され、国は取り組みの遅れを認識しながら改善策を進め、元気のよい自治体は独自の環境条例を制定し、企業と連携し、官民一体となって環境改善に取り組んでいます。
「環境なんかで細かいことを言うなよ」とか「自分さえよければ」と思っても、人の体は自然の一部であります。日本には古来から、「お天とう様が見ておられる」という言葉があるように、自然はちゃんと天から見通しています。
各自治体で進められるゴミ有料化に文句を言う方々は、どうして有料化しなければならないかを考え、各家庭、各企業を問わずご検討下さい。私たちの生活習慣を少し改善するだけで「自然と生命」の養生になるのです。

社団法人三重県鍼灸師会は三重環境県民会議から助成を受けて『自然環境創造活動事業』を行っています。

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