会長挨拶

会 長  一見隆彦

鍼灸(はり・きゅう)は1400年ほど前に中国から伝わり、日本の気候風土と日本人の気質をブレンドしながら、さまざまな変遷を経て進歩し、伝統医療として今日に至っております。

三重県は現代鍼灸に欠かせない「鍼管」を考案した杉山和一翁、そして、GHQの危機から鍼灸を守った石川日出鶴丸博士を生んだ地です。

本会は、この歴史ある鍼灸医学を守りながら発展させ、県民のみなさんのご要望に応えられるように、医療技術者である会員が研修履修する定例学術研修会を行い、日々研鑚に努めています。学術研修会は、会員外の鍼灸師の皆さんや一般の方々も参加していただけるよう公開制としておりますので、三重県鍼灸会館まで足をお運びください。

また、三重県が進める「ヘルシーピープルみえ」を事業に取り入れながら行政主催のイベントに参加し、多くの市民の皆さんの健康相談に応じ、市民マラソンにはケアチームを派遣して活動にあたるなどの事業を行っております。2014年度より国が進めるスマート・ライフ・プロジェクトにメンバー登録して活動内容を充実させており、イベント会場でいただく市民の皆さんの貴重なご意見やご要望は、本会事業の大切な糧となっています。

現在120名ほどの会員(国家資格である「はり師」「きゅう師」の免許を持つ開業鍼灸師と勤務鍼灸師)が、県民の皆さんの疾病治療・健康の保持増進に少しでもお役に立てればと、県内外で鍼灸施術に従事しています。

今後も、関係各所と連携しながら常に新しい展開を見出すべく工夫してまいります。また、研修会やイベント情報などをご案内しますので、ぜひご参加ください。