研修会報告, 青年委員会企画

令和元年度第2回スキルアップセミナー 「先達に学ぶ ① 」

後進に伝えたい30年の臨床経験

講師:でぐち鍼灸院 出口多賀司先生

会主催の研修会や学会の講演は、エビデンス重視の研究発表や最新知見が多く、若手鍼灸師にとって大事な「鍼灸師としての生き様」「生きた臨床経験」を学ぶ機会は少なくなっていると感じます。

今年度から、県内各地の大先輩の鍼灸院にお邪魔し、「長年、普段の臨床現場での経験に基づいた知恵と技術を伝えてほしい」と企画したこのセミナーの第1回は、放射線技師として勤務経験を持ち、画像診断や臨床検査に基づく解剖学、免疫学、生理学の知見に、電気生理学の「良導絡」「脈診」などを組み合わせて治療されている出口先生です。

基本的な治療方針から始まり、脈診の練習、良導絡体験、顔面神経麻痺や難聴、副鼻腔炎の刺鍼、星状神経節・坐骨神経・眼窩内への刺鍼を体験し、参加者同士での刺鍼練習を行っている中、患者さんが来院されて急遽治療を行うなど、現場ならではの場面もあり、また、院内備品の配置や掲示物などのこだわりも勉強になりました。

今後の臨床において、「難しい疾患にも的確に対応できるオールラウンダー」と自信をもって言えるように研鑽を重ねたいと思います。

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