研修会報告

成25年度 第4回学術研修会報告

今回は、日本鍼灸師会学術講習会・全日本鍼灸学会C講座認定研修会として開催しました。

研修会風景

 今回は、日本鍼灸師会学術講習会・全日本鍼灸学会C講座認定研修会として開催しました。
 第一部は、愛知医科大学 学際的痛みセンター 教授 牛田享宏先生にご講演いただきました。
中日新聞の「健康と医療/痛みと上手に付き合う・慢性痛教室のご案内」でも取り上げられた牛田先生は「痛み~そのメカニズムと最新対処法」について、痛みの定義の解説から、私たちが日ごろ臨床で治療する疾患を中心に取り上げられ、これらに対しての薬物療法効果のデータ、骨折後の非荷重+シーネ固定による病理学的変化、仮想痛み刺激など疑似疼痛体験での脳反応、心理的要因による事象、疾病利得が潜んでいると考えられる症例などを紹介し、解説されました。

研修会風景

 第二部は、明治国際医療大学 臨床鍼灸学講座 准教授 伊藤和憲先生にご講演いただきました。総括として、急性痛と慢性痛の違い、鍼灸院受診動機、慢性痛に対する鍼灸治療における鑑別、療養費が認められている疾患などの説明ののち、痛いと感じる部分が原因の場合とそうでない場合の例をあげて、トリガーポイントに関する概念と治療の適応・不適応を整理して解説されました。
実技では、トリガーポイントが存在する筋肉の特徴を解説されたのち、触診して策状硬結を探り、トリガーポイントへの刺鍼が行われ、「鍼灸患者学」という新たな視点での臨床が大切であることを力説されました。

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)